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フラワーデザインと色

フラワーデザインと色の画像

“フラワーデザイン”の重要なポイントの1つに“色”がありますが、“色彩心理学”では、私たち人間の脳や身体、心というのは、自分で気付かないうちにこの“色”の影響を受けていると言われています。たとえば“赤”を見ると脈拍数が増えて血圧が上がったり、やる気が出てきたり、“青”を見ると脈拍数が減って血圧が下降したり、冷静になることができたるというのは昔からよく言われ戦国時代の合戦においても武田信玄などは軍旗や装束をすべて真っ赤に染め上げて士気を高め、敵を威圧したとも言われています。

現代でも実際の医療機関で、高血圧や不眠症の患者に青いパジャマを着せたり、青一色の部屋に眠らせることによって治療効果を高めているところもあるようです。“ピンク”は優しさ、幸せ、喜びを感じさせてくれる色で、見ていると平和な気持ちになり心も身体も癒されます。そして同じピンクでも明度や彩度の組み合わせによってふわっとした可愛いものから、重厚なものまであり、鑑賞する対象や贈る対象によって使い分けて伝えたい気持ちにより近い演出をすることもできます。

“オレンジ”には歓喜や生命感、健康、活力、陽気さ、積極性などを感じさせる力があり見る人にいやでも好印象を懐かせてしまうような強力な個性があります。また食欲を高めてエネルギーを補給することによって新陳代謝を活発にし、新しい細胞の生成を促す力もあると言われるほどです。ただインパクトが強いので使い過ぎてうっとうしく感じさせたり、安っぽく感じさせることのないよう、量をうまく調整しなければなりません。

また“白”は純粋さや誠実さ、敬意、憧れを表す色だとも言われるように、濁りのなさを表現する代表的な色ですが、自らを主張する以外にも他の有彩色を美しく清潔に見せるという脇役としての力にもすごいものがあります。たとえばクリスマスに欠かせないポインセチアの画像があったとします。

その画像の背景色がグレーだった場合にはセントポーリアからも何か濁ったような印象を受けてしまいがちですが、背景色を白に変えた途端にパッ!と元気で清潔感のある花に変えてしまうような強い影響力をもっています。

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